元祖極薄グリップ【ソーヨー】。
【ショートグリップ(旧 EVER TOP)】は90年代のトライアルの定番グリップ、海外にも何セット販売したかわからない位、とにかく人気のあったグリップです。

極薄なのは良いけど、「薄すぎる！」「とにかく手が痛い」等で不評も多く、好き/嫌いが極端に分かれるグリップでもありました。

そんな問題を解消するグリップがこちらの【ハイグリップ】。ショートグリップに比べてやや太目で、パターンも別物となっています。

コンパウンドの異なる『 ソフト/ハード 』の2種類。
この薄さだと「衝撃の吸収の良し悪し」はさすがに体感できないと思うけど、手の平のグリップ力というか手首をヒネる感覚(手首を返す感覚)には明らかに差があります。
『ソフト』は少し手首が動くけど、『ハード』はほとんど手首が動かないという感覚です。

「掌のグリップ」が良ければ良いとは思わないけど、「とにかく良く食いつくグリップが好き!」というライダーさんも少なくないです。
トライアルのバイクだと、体とバイクが接触するのはグリップとペダルのみ。操作感覚やバイクの挙動を感じるための大事なポイントなので、ライダーさんそれぞれに「これがベスト！」というグリップは違って当然です。

「まだ自分的ベストが見つからない！」というライダーさんで、基本的に薄目のグリップが好きなライダーさんには是非試してほしいグリップです。

ちなみに…。
ショートグリップと同様、使い始めと使用から20時間経過後は感覚が大きく変わります。取り付けた瞬間の感触ではなくて、しばらく乗った後の感触でグリップを評価してあげて下さい。