HOPEの【RS】シリーズのハブは、そもそもロード用として登場したモデルですが、シクロクロスの登場、ロードバイクのディスクブレーキ化から、グラベル・ロードプラス等の新種や珍獣が次々に誕生…。
多様なバイク事情に対応出来る様にと【RS4】のラインアップを大幅に拡大して対応してくれてます。こちらはセンターロックのディスクローターを取り付け可能なモデル。

シンプルな構造ですが、HOPＥが培ってきた技術とノウハウをみっしりと詰め込んでます。
フランジのスポーク穴は表・裏の両面に面取り加工が施されており、スポークとハブが確実に接触する様に配慮されています。
「スポーク穴の面取り加工は当たり前だろ」って？確かにそうなのですが、実はCNC加工だけでは内側のスポーク穴の面取りは極めて困難。なので、面取りを行わないメーカーも多々存在しますが、そこはさすがHOPE。手抜かりなく仕上げてます。


ベアリングにはやや大型のカートリッジベアリングを採用。
大きめのベアリングに対して、左右から「コンバージョン」と呼ばれるパーツを差し込む事でハブの内径を調整してます。この「コンバージョン」を付け替える事で、ホイールはそのままでQR(クイックリリース)、12/15mmのスルーアクスルに対応可能。工具不要でホイールのスワッピングが可能というのは結構魅力的だと思います。