Kris Holmがプロデュースするユニサイクル用のグローブ。

【Kris Holm】ブランドは、カナダの伝説的ユニサイクリスト＝クリス・ホルム君自身が立ちあげたブランド。『トライアル』と『M-uni』をメインとした製品造りには一貫したコンセプトが感じられます。
コンセプトはつまり「The オレが使いたい機材！」であることは、製品のひとつひとつからヒシヒシと感じられます。
このグローブも、彼自身の経験から生まれた、彼自身が使いたい機材。ハードに乗りまくって、コケまくっても怪我をしない様にと考え尽くされているのが良くわかります。

何よりも特徴的なのは、長いベルト。スポっと手を通した後、このベルトで2周手首をクルクルっと巻くのですが、このベルトの付け根の部分に「小さな靴ベラ型」といった形状のプレートが仕込まれています。
ハードに転んで思いっきり吹っ飛んで、地面に手をついた時…。手首が反り過ぎて関節を痛めたり、手首の骨を折ったり…というトラブルを予防する為に、ある程度以上手首が反らない様にストッパーとして機能するためのプレートです。
これは優秀。もうね、一輪車乗らない人間でも、派手にコケて吹っ飛んで手から着地して…という経験があれば、このグローブの性能は一発で理解できます。

このプレートだけでも十分優秀なのですが…。
・手首に巻きつけるベルトは、無理にギュウギュウ締め付けなくてもプレートを正しい位置に保持する為に有効に機能するし、このベルトのおかげで少なからずムレやすくなっているのを考慮して、手の甲部分にはタフでありながらもかなり通気性の良い素材をチョイス。
・何だかんだでぶつけやすい拳部分は破れにくい素材としながらも、こちらも穴あけ加工による通気性の向上に配慮。
・手の平部分は破れにくい様にタフな素材を使うのはもちろん、ケガの予防のためにクッション材を仕込んでます。


手首はちょっとした事で骨が壊れるし、その上治りにくい関節。グローブひとつでトラブルを予防できるなら、使わないのはもったいなすぎます。一輪車で跳んだりハネたりするなら、このグローブは絶対使って下さい。