「このバイクに乗ってると本当にリラックスできるから、思い切ったトライが出来るんだ。」って、ジャックは言うんだ。とんでもない乗り方をするもんで…、大会のウォームアップだって言うのに、横で見てると限界プッシュしてる様にしか見えないからな。さすがに壊れるんじゃないかって毎回ヒヤヒヤしながら見てるよ。
まぁ、それでも壊れないんだけどな。だってそういうバイクを作ったんだから。
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上記はCREWKERZの創始者、クリスチャン氏のコメント。
バランスが崩れないし、プッシュしたらしただけ、ペダルを踏みこんだら踏みこんだだけ、常に素直でブレない反応が返ってくる⇒バランスの補正や予測に使う脳内メモリが低くてすむ⇒リラックスできる…というのは納得できる話だと思います。
フレーム&フォークのカラーが前作のブラックからシルバーグレーに変更となりましたが、パーツスペックには変更はありません。
フレームのジオメトリーも S&Mサイズは変更無し。Lサイズのみ、ワークスライダーであるJack Carthyの好みに合わせて数mm単位で少しだけアレンジされてます。
1.5テーパーのヘッドチューブ、オフセットしたB.B.パイプや、シートステーとB,B,をつなぐ2本のパイプなど、フレームの基本的な構造はCleepと同様ですが、各パイプに異形パイプを使う事で更なる境地を求めたフレーム。 Cleepが既にある程度完成されていただけに、期待度も高いですね。
ワークスライダー達のライディングがYoutube等の動画配信サイトで確認出来ます。
Jack Carthyは動きが軽快すぎてちょっとわかりにくいけど、ドイツの
Hannes Herrmannのライディングを見ると、このバイクの安定感とレスポンスは十分に理解してもらえると思います。
ダニエル状態とか、大きく飛んだ後のバイクのヨレの少なさとか、大きく跳び出す時のバイクの動きをが別格なのが動画だとよくわかると思います。
フレームは3サイズ。リア周りの長さは共通だけどフロント・センター長が10mm違いで細かく設定されてます。体格に合わせて、またライディングスタイルや求める乗り味に合わせて細かく選べるのは嬉しい限りですね。
ほとんどのパーツは前作Cleepと共通。ホイホイと身勝手なモデルチェンジを行うメーカーでは無いので、「特殊なパーツが多いから、ちょっと心配…」と思っていたライダーさんも、そろそろ信頼に足るメーカーである事は理解してもらえたかなと思います。
アイデアと実行力=開発力に加えて、ユーザーさんを大事にする希少なメーカーですよ。