トップクラウンとステムを一体で削り出した製品。

純正のトップクラウンにダイレクトマウントのステムを取り付けたり、コラム部分にステムを取り付けるのに比べて一段と低めにハンドルをセットする事が可能。高さの調整はスぺ―サーなりハンドルバーのライズで調整できるので、つまりはダウンヒル/フリーライドバイクのハンドル位置のセッティング幅が広がる事になります。

HOPEのお家芸である高精度な切削加工で削り出されているので、フォークのコラム部分やインナーチューブの固定部分は無用に強く締め付けることなく、適正トルクでガチと固定が可能。クランプ部分は純正品に比べて
厚めに作られている事からも、適正な固定による強度・耐久性の向上や、フロントフォークの故障の予防に努めているのがよくわかりますね。

ステムを一体成型する事で、トップクラウンその物がゴツっと大きくなるので、トップクラウンのネジレを防止する効果もあるし、ステム自体の剛性も向上。ハードなライディングにおけるボルトの緩み→締め直しの手間もなくなります。

ゴツっと造りながらも、削れるところはしっかりと削り込んで可能な限り軽量に、また全ての固定ボルトにチタン製の物を採用しています。
ハンドルバーのクランプ部分もしっかりと面取り加工が施されているのも好印象。繊細かつ丁寧な仕事もHOPEならではですね。


こちらのトップクラウンには、スターファングルナット不要でトップキャップを締め付ける事が出来るパーツ、【ヘッドドクター】が付属します。