CLEAN TRIALS 2.0がプロデュースするガードリング。2014シーズン、アベル本人が自身の20in/26inの車両に使用していた製品です。

「軽さなんて2の次だぜ」なんて言いながらも、重量を削っても乗り味に関係しない所は徹底的に軽量化に腐心。このガードリングも13gと徹底的に軽く仕上げられています。外周部分は6mmとそこそこに厚みをもたせつつ、 内側部分は3mmの極薄デザイ ン。 もちろん、硬めの7075アルミを使用する事で薄くても変形しにくい様に配慮されています。

障害物上でのグリップを考えて外周部分をギザギザにしているのが「いかにも20in乗りが作りました」という感じ。現代のB.B.の高い26inだとタイヤが障害物に接触するのでガードをがっつりと障害物にひっかけるシチュエーションがありません。どうしてもという時にはガードよりはペダルを引っかけるのが常です。
対して20inだとアンダーガード感覚でどっしりと障害物にひっかける事があります。競技大会の中で「タイヤで届くかどうかわからないから、安全策でガードを引っかける」という場合、滑って落ちたらそれで勝負に負けてしまったりもするので、機能性を考えてのこのデザイン。
20in乗りで、それも本気で勝負した事のあるライダーだからこそのデザインだと思います。