モデルチェンジして登場のアルミ製ハンドルバー。
前作から10mmライズが低くデザインされているのが印象的。「兎にも角にもライズを高く！」というハンドルバーが多い中にあって、ライズ抑えめで品質の良いハンドルバーが手に入るのは嬉しい限りです。
ライズが低い方がダイレクトな操作感覚が得られるし、初〜中級者さんには断線のオススメです。

曲げ角度は強めで、曲げの方向は中間的。アベルをはじめとする多くの20inのトップライダーの「26inのライダーの様に強烈に前には倒さないけど、やや前倒し気味。」というセッティングの時に、ハンドルバーの先端が程よく上＆少し前を向く様にデザインされています。


数あるアルミ製のハンドルバーの中ではやや重量級。これはアベル自身が「軽量化する事で剛性が失われて、ライダーの力が逃げたら結果的に跳べなくなる」と考えているからでしょう。
現役チャンプ、それも「軽量狂」の世代とは異なる思想を持つ新しい世代のライダーが開発し、プロデュースするパーツ。「もっと跳びたい！」と感がるライダーさんには是非試して欲しいと思います。