CLEAN TRIALS 2.0 から登場のカーボン製フロントフォーク第二弾。
中身は前作同様『UD』のカーボン素材ですが、表面に『12K』カーボンを巻く事で網目模様が浮き出たメカニカルな印象になってます。
前作からの一番の変更点はフロントハブの固定方法。
先端のハブ固定部分をアルミ製のブラケットとする事で、従来型のM6ボルト固定と、12mmのスルーアクスルハブに対応可能です。
こちらのフロントフォークには、『M6ボルト固定用』のブラケットが標準装備されています。「12mmスルー用に交換希望!」という事であればお気軽にお申し付け下さい。
・12mmスルー用のブラケットが標準装備となります。
ドロップアウト式(M6ボルト固定)をご希望の場合はお申し付けください。
20inと同様、コラム下部からショルダーにかけては、エッジ(角)を作らないシームレスなデザインとする事で負荷の集中を防ぐ=強度・耐久性の向上を狙いつつ、ゴツっと大ぶりな造形とする事でガッシリ感を強調。
ブレード部分は△三角形とする事で、縦にも横にもビヨンビヨンとたわまない様に…、ライダーの力を喰ってしまったり、バランスを崩す原因とならない様に配慮されています。
コラム部分にはケブラー繊維を編み込む事で高い強度を確保。
ステムにより破断の力がかかるコラム上部には、内部にアルミのシャフトを仕込む事で格段に強度・耐久性を向上させています。また、このアルミのシャフトにはヘッドキャップ(トップキャップ)用のネジ穴が用意されているのでスターファングルナットは不要。この辺の配慮も良いですね。
カーボン製のフロントフォークの強度&耐久性がトライアルにも十分使える物であるというのは既に証明されたので、後は「どれだけガッシリさせるか?」と「どれだけ軽くするか?」がメーカーの個性の見せどころ。
もちろんCLEANはガッシリ感を第一に開発してるんですが、求めるガッシリ感を実現しつつこの軽さで仕上げてくるのは驚異的です。
誕生からまだ5年少々にしてこの開発力。すごいメーカーだと思います。
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M6ボルト固定で使用する場合は、一般的なキャップボルトより小さなサイズ(外径14mm)のキャップボルトが必要となります。
手持ちのキャップボルトを削って使用するか、
CLEAN製のキャップボルトをご使用ください。